オオカミヤローに捕らわれて
そう言う私の服は、フリルやレースが使われているんだけど、甘ったる過ぎないメイド服。


「大丈夫だって。吉良だってオレがお前をほっとかないって、分かってるだろうから」


「……どんだけオレ様なの」


私と統牙が話してる場所は、統牙の自室だったりする。


そう私……成見家に戻って来ました。


あの日は玲美しか家にいなかったから、帰ってから玲美に“成見家に戻る”と説明。


『短い家出だったねぇ。あっ、ここがお姉ちゃんの家…ん?なんかややこしいな』


玲美は笑って送り出してくれて、私が帰って来た事も皆には内緒にしてくれたの。
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