オオカミヤローに捕らわれて
「と、統牙……もう充分でしょう?そろそろ戻らないと、吉良さんがここまで来ちゃうかも………」


「だったら鍵かけとく。ジャマされたく無いし」


ぬぁああぁあ!墓穴を掘ってしまったよお母さぁーーーん!


「バ、バカ!そういう問題じゃない!早く退いてっ!!//////」


目をつり上げて怒ると、統牙はちょっとムッとした表情に。


高級感漂うソファーに密着してる私の背中に、嫌な汗が伝った。


ヤバイ…スネた!!


統牙が1度こうなったら物凄く大変なのに、誰か助けてぇぇぇぇ!!


「ムカツク……キスだけじゃ足りなくなった」
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