君はド天然。

「そっかぁ、あ、割引券あげる!」
「え」
「はい、割引券どーぞ」

まさかの割引券にたじろいでる隙に、
トドメの一言。

「辰巳たち席取りに行ってて。
 俺らハンバーガー持って行くから」
「分かった、テーブル席な」

辰巳と佐藤が2階に上がった途端。

「邪魔、しないでって言ったよね?」

彩菜が切り出す。
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