ヴァージニティー
「――ひあっ…!

あっ!」

夕子は朝人の首の後ろに両手を回した。

「――朝、人…!

んんっ…あっ!」

躰が限界だと叫んでいる。

「――夕子…!」

朝人がズンズンと腰をねじ込まれる。

「――朝人…もうっ…!」

震える声で朝人の名前を呼んだ夕子に、
「ああ、一緒に…な」

朝人に大きく突きあげられ、夕子は限界に達した。

彼の欲望がゴムの中に吐き出される。

「――ッ、はあっ…」

荒い呼吸を繰り返す夕子の顔を朝人は覗き込んだ。
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