ヴァージニティー
ホテルのベッドのうえで、夕子は樋口に抱かれていた。
「――ぐっ…!」
両手首を縛られた状態では、何も抵抗ができない。
自分の両手首を縛るヒモのあまりの痛さに、夕子は唇を噛みしめて耐える。
「痛いっすか?」
そう聞いてきた樋口が夕子の顔を覗き込んできた。
「唇を噛んじゃいけませんよ。
切れちゃいますよ?」
「――んうっ…!?」
自分の口の中に、樋口の指を押し込まれた。
「――んんっ!
んーっ!」
左右に顔を振って解放を求めるが、樋口の指が自分の口から離れることがなかった。
指を押し込まれて、吐き気がして仕方がない。
そう思ったら、
「――ッ!」
自分の首筋に樋口の唇が触れた。
「――ぐっ…!」
両手首を縛られた状態では、何も抵抗ができない。
自分の両手首を縛るヒモのあまりの痛さに、夕子は唇を噛みしめて耐える。
「痛いっすか?」
そう聞いてきた樋口が夕子の顔を覗き込んできた。
「唇を噛んじゃいけませんよ。
切れちゃいますよ?」
「――んうっ…!?」
自分の口の中に、樋口の指を押し込まれた。
「――んんっ!
んーっ!」
左右に顔を振って解放を求めるが、樋口の指が自分の口から離れることがなかった。
指を押し込まれて、吐き気がして仕方がない。
そう思ったら、
「――ッ!」
自分の首筋に樋口の唇が触れた。