文目剣術部【壱】

「あのさぁ何なんだよあんたさっきからズケズケと!俺の過去があんたに何の関係があるって言うんだよ!?可愛い顔して似合わねぇ性格してんだな華宮文目お嬢さんは!」

やべっ言い過ぎた!といつもの悪い癖が出てしまった事に詠は気づき泣いてしまうんじゃないかと恐る恐る華宮を見た

案の定華宮は俯いてしまっている

謝らなければと思いながらも思っている事とは別の言葉がまた出てしまった

「それくらいで泣くのかよ?うざっ 「てーのはてめ~だろ~?」

華宮は笑顔で詠を見た

だが気のせいだろうか華宮のバックにどす黒いオーラが詠には見えた

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