文目剣術部【壱】

「皆俺を崇め敬え!」と高笠は「あっはっはっ!」と鼻高々に笑っている

「いやいやいやいや高笠先輩何でまた湘南なんッスか?」

長水が「ねぇ」と高笠の剣道着の裾を引っ張りながら尋ねた

「何でってもう!風雅ちゃん分かってるくせに~照れちゃって本当可愛い子なんだから~」

笛吹が長水の頬をツンと人差し指でつついた

しかも何故かお姉口調になっていて異様に気持ち悪い

「せっかくの夏休みに野郎だけでむさ苦しく山で合宿じゃぁやる気も失せるだろう?だから「青い海をバックに湘南の色気ムンムンのビキニお姉様達と熱く戦いながら自分達の階段と共に剣術も磨きましょうって訳よ!」







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