文目剣術部【壱】

「違うだろ!!」

ゴンッと良い音が剣道場に響いた

もちろんこの音は笛吹が高笠に叩かれた音だ

「一体俺らは何の目的に行ったか分かんなくなっちまうだろーがボケ!」

「全く」と高笠は頭をかきながら詠達に合宿の日程が書かれたプリントを配った

「日程や合宿内容など細かい事は全て今渡したプリントに書かれてある通りだ各自でしっかり確認しておくように。何かあったら俺か笛吹に連絡をしろ!以上。何か質問ある奴はいるか?」

「合宿のおやつは何百円までOKですか?」

「はい!」と手を挙げて蔭平が質問した



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