文目剣術部【壱】

「…ではなく何っでおばちゃんばっかなんじゃー!!?」

「しかも海女さんばっかり~!」

誰よりも気合いを入れて来たらしい笛吹と長水がアロハシャツにサングラスと言う土派でな格好で砂浜にショックで倒れ込んだ

「アホ2人はほっといて行くぞ詠、蔭平!」

倒れ込む2人を無視してチェックインした湘南のホテルにスタスタと向かう高笠の後を詠と蔭平は着いて行った

「ちょっと置いてくとかないだろ!?少しは慰めてよ清ちゃーん!」

半泣きで倒れ込みながら叫ぶ笛吹に「そうだそうだ!」と泣き叫ぶ長水






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