文目剣術部【壱】

「じゃあな一茶!」

「あぁ」

高笠は如月と軽くハイタッチしてバスに乗り込んだ

最後にバスに乗ろうとした詠に誰かが「おい!」と声をかけた

「…天宮城?!」

振り向いた詠は驚いて乗りかけたバスを下りて天宮城を見た

「帰んのか?」

「見りゃ分かるだろ?」

「あほ」と天宮城にため息ついた詠を見て天宮城は若干イラッとしたが「あのさ」と詠を見た

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