文目剣術部【壱】

「俺らの主将は詠で文句ありません!」

蔭平まで笑顔で高笠達を見た

「つか、詠以外の主将の下で動くなんて絶対認めませんから俺ら!」

長水の発言に「グレるグレる!」と蔭平は大きく頷いた

「長水…蔭平…」

詠は込み上げてくる思いをグッと抑えた

「大丈夫だって!詠!何かあったらさ俺らがサポートしてやるし」

「詠が道に迷ったら俺らが引き戻すから!」

長水と蔭平は笑顔で詠を見た



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