文目剣術部【壱】

「…と言う訳だが…詠…やってくれるか?」

もう一度高笠に聞かれた詠は大きく頷いた

「はい!俺やらせていただきます」

その言葉を聞いた高笠は「ありがとう」と詠に笑みを見せた

「そうなると、後2人のポジションだけど…」

と笛吹は長水と蔭平を見た

「こうなると今まで見てきたお前らの性格や試合の仕方を見る限り流れ上長水は先鋒のままで蔭平が副将ってとこが今1番ベストだな」

高笠が「どうかな?」と2人に尋ねた

2人は最初から納得していたらしく「意義無ーし!」と揃って笑顔で答えた



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