文目剣術部【壱】

雨空だった空もいつしか晴天になっていた

「ここで枳殻剣道部全員が集まったのも何かの縁だ!つー事で剣道やろうぜ!」

東伍が笑顔で俺たちに叫んだ

「やりてー!」と蔭平

「やるやる!」と長水

「やりたいです!」と詠

「良いですね~」とあや

「高笠は?」

東伍に聞かれた俺は「あぁ」と全員を見た

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