文目剣術部【壱】

「旭中学剣道部出身。1、2年の時は長水さんと同じ先鋒で3年では流星のように速く鋭い剣の使い手として全国大会3位にまで弱小部だった旭中学剣道部を上り詰めらせた剣道部主将…で合ってますよね詠さん」

「華宮…でも流星って程じゃ…」

「マジで?!どうりでどっかで見た事あるなって思ったんだよ!」

蔭平がキラキラした目で珍しく叫んだ

「何だよ何だよ2人してさ~」

「焼くなよ長水!俺も中学の時は副将だったぜ~」

笛吹が「うんうん」と頷きながら長水と肩を組んだ



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