文目剣術部【壱】
香賀は隣町の時雨中学の1年で俺と同じく今年から本格的に剣道を始める剣道好きの1人だった
香賀は俺と違って頭脳戦を得意としている選手で試合中も絶えず頭をフル回転させながら相手の攻撃を読みながら勝ち進む中学剣道の世界では有名な人物になって行った
かと言う俺は剣術に対する持ち前のハングリー精神でどんな強敵も追いかけ追い詰めて勝ち進むと言う諦めの悪い選手として別な意味で有名な選手に育って行った
(今思い出すと)