文目剣術部【壱】

先輩は本気だ

本気で俺に主将を頼んでいる

自分の後を継いで欲しいと…

俺は一瞬目をつぶってから先輩を見た

「俺…先輩の跡を引き継ぎます…主将やらせてもらいます!」

先輩は「良かった!」と満面の笑顔を見せた


その後部員は全員体育館前に集められ主将の先輩から次の主将が俺に決まったと言う話しをされた

反対されるとドキドキしていたが部員は誰1人として反対する者はいなかった

むしろ「よろしく詠!」「頼むぜ主将!」などと笑顔で応援された

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