文目剣術部【壱】
電話をかけてきたのは高笠だった
「…はい詠です」
『朝早くからすまないな詠今大丈夫か?』
「え?あ、大丈夫ですけど」
『7月の剣道部の予定の事で話しがある今から学校に来てもらえるか?』
「今からですか?分かりましたすぐ行きます」
学校で言われる事が何となく分かった詠は急いで着替えて学校へ走った
【部活辞めろ】と言われると思った詠は覚悟を決めていた
だが学校に着いた時に高笠が言ったのはそうではなかった