空白の未来。

「佐藤!おまえは後で担任のとこ行け!学校の風紀を乱すようなのは見逃さんからな!」


まだ怒られてたのかあたし(笑)
全然聞いてなかった。


あたしは適当に返事をして
自分のクラスを確認し
教室へ向かった。


さすがに登校日初日から
赤茶にピアスはまずかったかな。


先生や生徒の視線が痛い。


視線を避けるように早歩きで移動した。
そして到着。

「1の3…ここだな!」

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