妄想恋愛が現実に!
私が、そう言うと花梨の顔が、パァーっと赤くなった。



「真帆本当に?」



「うん、本当に!」



「良かった〜 やっぱりはまるでしょ」



花梨が、嬉しそうにたずねてきた。



「うん、はまる、はまる登場人物の男の子がカッコよすぎる」



私は、ニコニコしながらそう答えた。



だって、何か登場人物の男の子、俺様だけど、たまに優しくてすっごく胸がキュンってするんだ。


「すっごく胸きゅんするでしょう?」



花梨が、そうたずねてきた。



胸きゅん?何それ



「花梨、胸きゅんって?何」



「胸きゅんって、ゆうのは、胸がキュンキュンするって事だよ」



「へぇ〜 じゃあ私胸きゅんしたわ〜」



私は、読んでる最中すごく胸がキュンキュンした。



「まぁ、それはするよね♪」



私は、こくっんと頷いた。



「じゃあ、HRもうすぐ始まるから、私は席にもどるね」



花梨は、そういって席に戻っていった…
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