妄想恋愛が現実に!
何言ってるの花梨。ずっとあこがれてたんだからそんな簡単に諦められる訳ないじゃない。
この、花梨の裏切り者



「はい?誰が裏切り者なのかなぁ?てか、声に出てるから」



嘘声に出てた



「うん、声に出てた。」



「もういい、絶対してみせるから」



「はいはい」



私、白波真帆 16才 いたって普通な女の子



恋愛にすっごく憧れてるんだ!



でもでも、恋愛っていってもただの恋愛じゃなくて、マンガや携帯小説みたいな素敵な恋愛をしたいんだ!



例えば、イケメンで、カッコ良くて、少し俺様で 王子様みたいな素敵な人と付き合って



それで、少しずつ心を開いていく?

みたいな恋愛がしたい

け れ ど




いまだにそんな恋愛をさせてくれそうな人はいない…



それで、もうそんなの諦めろと、親友の花梨に言われていたんだ。



桜 花梨 [sakura/karin]私の親友 とても頼りになるが、以外にきついところがある。だけど、私はそんな花梨が大好き


だけど、花梨ね私に、そんな恋愛出来る訳ないって言うんだよ。




酷いよね。

何で私が、こんな恋愛したいと思うようになったのはもとわといえば花梨のせいなのに…



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