妄想恋愛が現実に!
ある日…花梨がこんなことを聞いてきた。



てか、花梨がこんな事を言わなければ私は、携帯小説みたいな恋愛に憧れなかったのに…



「ねぇねぇ、真帆携帯小説って知ってる?」



「携帯小説? 何それ?」



「う〜ん 単純に言うと、ケータイで読める恋愛小説かな」



「へぇー」



別に興味ないし



「すっごく、胸きゅんするんだ〜」



へぇー 花梨は女の子だなぁ



「あ、真帆も読んでみなよ」



「え、いいよ その前に携帯持ってないし」



本当のことゆうと、私は読みたくない。

だって、めんどくさいし… 一々読むの



花梨には悪いけどね!



「あ、携帯小説って、携帯でも読めるけど…本でも読めるんだよ!」



だったら、携帯小説じゃなくて、恋愛小説で良いじゃん!



「へぇー」



「なによ、その言い方興味なさそうだけど… 良いから読んでみてよ。私貸すから」



「え〜 いいよ」



まじ、めんどくさい。



「ちょっと待ってて。今持ってくるから」



「え!」



てか、私の話聞いてないじゃん





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