恋物語☆1
ドアを開けて中に入ると、いかにもお金持ちそうな格好をした男女2人がいた。
「あなたが…昨日、遥希を殴った子…?」
そうしゃべったのは、遥希くんのお母さん。
…どうしよう。
やっぱり怒ってる。怒鳴られる!
とりあえず謝っておこう。
ウチはそう考える前に、すでに口を開いていた。
「ごめんなさい!
その…、本当にすいませ…
「あなたやるわね。あの遥希にビンタするなんて!」
…ん?」
え?
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