恋物語☆1

「ねぇ鈴木さん…。」


声をかけられた。
…まさか、朝睨まれてたのと関係が!? 呼び出されて「調子乗ってんじゃねーよ!」みたいな!?

マンガが大好きなウチは、そんなことを考えてしまった。

怖かったので、恐る恐る返事をした。



「は、はい。なんでしょう…。」


声が微妙に震えていたことに、自分でもびっくりした。
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