ドリームハイ

夢への第一歩



時間は思っていたよりもすぐに過ぎて。


いよいよ今日は期末評価の日。


さあ、早く終わらせて一番になってやる。


「りーなーちゃーん」


この呼び方。


奈々か。


「あ、奈々」


「今日は頑張ろうね!」


「頑張るも何もあたしが一番なのは確定だけど」


「そうだね!里奈ちゃんは私たちと練習した後も一人でずっと練習してたもんね!」


そう。


あたしは今回、他の人よりもたくさん練習した。


こんなに努力したのは初めてだ。


「さあ、奈々。行くわよ、夢に向かって走ろう」


あたしと奈々は胸を張って校門を通り抜けた。



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