ドリームハイ
「では、みなさんお待ちかねの期末評価です!審査員は三人です。まず、選抜クラスの人から行いますから一番の人は前に出てきて」
あたしは二十五番。
一番は愉快な仲間たちの一人ね。
みんなの目を気にしていてオロオロしてる。
ダサいわね。
「一番、歌います」
「それでは、次。二十五番歌ってください」
「はい」
いよいよね!
高鳴る胸を小さく叩いて前に出る。
みんなからの視線が眩しい。
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