ドリームハイ


がしっっっ


前原があたしを抱きしめてきた。


苦しい、痛い。


締め付けすぎだよ、バカ。


「そんなに嬉しい?」


「ああもちろん」


「そ」


  








「つか、苦しい。早く離して」


あたしがそういうと、

前原はすっと体を離して顔を覆った。


「あんた、、、大丈夫?」


「ああ。突然ごめん」


前原が顔を覆っていた手をどけた。


顔、赤っ。
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