ドリームハイ

努力


努力クラスの生徒は四人。

教室はガランとしていて変な雰囲気だった。

すでに男子生徒が一人座っていた。

名札をみると、青柳と書いてあった。

なかなかいい名前じゃない。

あたしは青柳の後ろの席に座った。

あたしが教室にはいったあとにもう一人女の子が来た。

名前を見ると、白梅と書いてあった。

後一人。

かっこいい子来ないかな。

なんてね。

待っていると、

担任らしき人が教室に入ってきた。

「はい、みなさんこんにちは!担任の丘野です。今日から頑張って行きましょー!」



テンション高っ。

ほら、

教室が静まり返っちゃったじゃん!

「じゃあ、みんなに自己紹介してもらおうか!一人欠席だけど」

その瞬間、

勢い良くドアが開いた。

みんなが一斉にドアの方を見る。

ドアからは、作られた様に何もかも整っている男子が立っていた。

あらら。

さすがのあたしもかっこいいと思ってしまった。                 
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