最悪BOY
私は、本当にこれでいいのだろうか??

迷いに迷い夜も眠れなかった・・・

だけど、お母さんのあの笑顔に負けた・・・

私は、いつも家を出る時間より早く学校へ向かった。




「またあそこのコンビニ悪たまってるし!」

あきれる私・・・今日は一段とあの悪達が腹立ってみえた。

「くそっタバコはゴミ箱に捨てろっつーの」

そー独り言を言い悪達を睨み付けてやった

ん?一人誰かと目があった・・・まずい・・・

そー思い走って学校へと向かった。


その時はまだ、ソイツに恋をするとは、思っていなかった。




学校の門をくぐり職員室へと向かう・・・

「先生!私留学するんで!ではっ」

先生の返事も聞かずに立ち去った。

早くこの空気から開放されたかっただけだった・・・


教室の前に行き勢いよくドアを開けた

「おはよ」

そー言って教室の中へと入ってった

「おはよ~♪あれ今日ゆきな元気なくね?」

私達のグループの一人蘭が気づく・・・

「うん、ちょっとねっ」

「なんだよ~気になるじゃんかよー!!」

「まっそのうち分かるさっ」

こんな会話も今日で最後か・・・

なんか、寂しいな~・・・

「それよか!!ゆきな!!龍がお前の事好きらしいーぜ!」

そう龍は私の好きだった人・・・

もー今日で最後だから、好きだった事もなかった事にしてほしかった。

「私もー嫌いになっちゃった」

嘘全部嘘。もし付き合ったとしても、絶対龍に嫌な思いをさせてしまうから

私はこんな返事しかできなかった。


「馬路かよっ!まっ龍もお気の毒だわ」

そー言いながら笑いあう

「あっやべ先生来るってよ!じゃあー席もどるべ!」
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