俺の初恋

「何でこんなあたしと一緒にいるの?
あたしの噂知ってるでしょ。」

哀奈が突然聞いてきた。

「あんな噂なんて信じてないよ。」

「何で一緒にいてくれるの?」

「好きだから。」

「えっ?」

俺は覚悟を決めて言った。

「哀奈が好きだから。」

「えっ...。」

哀奈はかなり驚いていた。

俺もかなりドキドキしている。

振られたら、気まずいよなぁ...。

「逆に聞くけど。哀奈は何で俺といるの?
拒否ることだってできるのに。」

俺は思い切って聞いてみた。

「そんなの...好きだからに決まってるじゃない。」

「えっ。」

俺は、かなり驚いた。