僕と鍵とお姫様
変わらない日常
朝、六時半に起きて朝食を食べる。
それから、制服に着替えて家を出る。
7時33分の電車に乗って学校へ行く。
約5分、電車に揺られ7時49分の電車に乗り換える。
その電車で再び5分で学校付近の駅に到着。
そこから歩いて約15分で学校に着く。
それが僕、原田和輝の日常。
県立の某進学校の一年生、成績は中の下。
部活は一年強制参加のため、中学時代の友人と“登山部”に入った。
入部の理由は、ただ何と無く。(道具の値段が高かったのは誤算だった…!)
山に登るのは大変だし、風呂にも入れないし、テントでの寝心地はお世辞にも良いとは言えないが、先輩は皆、優しくて面白い人ばかり。
入学して、1ヶ月。
クラスにも漸く慣れ始めたが、やっぱり僕は部活に居るほうが好きだった。
そう、僕を変えることとなる出来事はその、僕の大好きな部活で起きたほんの些細な事だった。
それから、制服に着替えて家を出る。
7時33分の電車に乗って学校へ行く。
約5分、電車に揺られ7時49分の電車に乗り換える。
その電車で再び5分で学校付近の駅に到着。
そこから歩いて約15分で学校に着く。
それが僕、原田和輝の日常。
県立の某進学校の一年生、成績は中の下。
部活は一年強制参加のため、中学時代の友人と“登山部”に入った。
入部の理由は、ただ何と無く。(道具の値段が高かったのは誤算だった…!)
山に登るのは大変だし、風呂にも入れないし、テントでの寝心地はお世辞にも良いとは言えないが、先輩は皆、優しくて面白い人ばかり。
入学して、1ヶ月。
クラスにも漸く慣れ始めたが、やっぱり僕は部活に居るほうが好きだった。
そう、僕を変えることとなる出来事はその、僕の大好きな部活で起きたほんの些細な事だった。