僕と鍵とお姫様
なんて考えながら黙っている間、ずっと先輩はしてやったりと言うかのように、クスクス笑い続けていた。
僕は、再び“はぁ…”と小さく溜息を吐き、
『…それで、先輩は鍵までかけて、部室で何をしていたんですか?』
文句を言えない分、“鍵までかけて”を出来る限り、強調してきいた。(世間一般ではそれを“嫌味”と言う。)
「そんな、あからさまに嫌味言わないでって。…知りたい?何してたか。」
何で、無駄に色気を含ませて言うんだ…!
大体、クエスチョンをクエスチョンで返すなんて、卑怯だ…!
僕は、再び“はぁ…”と小さく溜息を吐き、
『…それで、先輩は鍵までかけて、部室で何をしていたんですか?』
文句を言えない分、“鍵までかけて”を出来る限り、強調してきいた。(世間一般ではそれを“嫌味”と言う。)
「そんな、あからさまに嫌味言わないでって。…知りたい?何してたか。」
何で、無駄に色気を含ませて言うんだ…!
大体、クエスチョンをクエスチョンで返すなんて、卑怯だ…!