××倶楽部

「聖夜、それがアナタの答えなの?」


 女王様たちの視線がリオ様から社長に移る。ボディーガードのマサキさんまでもが社長をまじまじと見つめている。


「はい。これが僕の答えです。さて、次の話ですがリオさんがナンバーワンに返り咲きました……!」


 誰も納得できないまま、スタッフミーティングは続く。

 リオ様返り咲きキャンペーンが今日からスタートすることと、レイラ様が今日から独り立ちすることを淡々と伝えながら会議は社長の独走状態で続いていく。


 ミーナ様はそっぽを向いて腕を組んだままだし、リオ様は恐ろしいほど柔らかな笑みを浮かべて社長から視線をそらさない。



「…………以上、何か質問ありますか?」



 しーんと静まった女王様たち。皆、それぞれの女王様ファッションに身を包み、美しいプロポーションに完璧な美脚を揃えて座っている。


 マーベラスの女王様たちは、どの人も芸能人やモデルクラスの綺麗な人たちだ。


「それでは皆さん、今日もよろしくお願いします」


 社長は女王様たちに会釈をすると部屋を出た。その重圧感ある空気にたえられずに、私も会釈して社長を追う。


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