××倶楽部
「この変態野郎……」
「心外だな、典成くんも同じようなこと思っているんじゃないのかな。芽依が自分のことだけで困っていればいい、って」
社長は、クッと笑い柱に寄りかかりシャツの腕のボタンを外した。
「芽依……」
「典、社長酔ってるんだと思う。いつもはこんなことしない…………うわっ!」
もう次に何が起こるのか、予測不能!
典は、私を床に押し倒すと、じっと見つめてくる。
「芽依」
名前を何度も呼ぶのは典のやり方…………