××倶楽部

「あ……っ?」


 ちょうど胸の部分に、何か丸い膨らみの感触が二つ……


「芽依! おい、酔っ払い! まじで、頼むから……」


 肩を押して引き離そうとすると、寝ぼけた子どもみたいに、んんーっ! と憤慨したような声をだす。


 すげぇ……一緒に風呂入ってた頃は芽依にこんなもんついてなかった……


「芽依! 芽依……」



 だめ、我慢の限界点突破。


 一度、そういう行動に出てしまえば、あとは一気に事が進んでしまう。

 誰に教わったわけじゃないのに、自然と次に何をすればいいのかわかってしまうのは生殖本能ってやつなのか。

 俺は飢えた獣みたいに、芽依の服を引き裂いて、肌に舌を這わす。




< 339 / 378 >

この作品をシェア

pagetop