あのころ。
プロローグ
抱えていたものが一気になくなるって
こういうことだったんだ。
決して消えることはないと思っていた
あんなにも大切な大切な
感情を
関係を
時間の流れって
ホントにズルいと思う。
そんですんごく残酷で。
どうせなら全部忘れて、
キレイさっぱり消えてしまえばいいのに。
それでもやっぱり、
忘れてしまうのは、
怖くて怖くて、仕方がない。