あたしをいじめて何か良いことあるんですか?
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「唯ちゃーん、おっはよ~!!」
「あ・・・おはよ、小田原君」
どんなに泣いても、次の日はやってくるもので。
あたしはなるべく、いつも通り振る舞った。
でも、この日からだんだんおかしくなっていったんだ。
靴を脱ぎ、上履きをに履き替えようとした時、異変に気付いた。
あ・・・れ、ない・・・。