あたしをいじめて何か良いことあるんですか?





















「やっ・・・」























無意識のうちに小田原君の腕を払ってしまった。




















違うのに。


















小田原君はあの人とは、全然違う。




















あの人よりも優しくて。

















あの人よりもカッコよくて。




















あの人よりもあたしの事を考えてくれる、そういう人。
























わかってるのに、心のどこかでは小田原君のコト、疑っている。





















信じきれてないんだ。
























あたしは・・・・・・・もう、あんな思いしたくない。
































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