生きてやる
そして、ハルコちゃんのお葬式が行われた。
行くか行かないかは自由だった。
私は行くことにして、お葬式場へ向かった。
学校の先生方もいた。
だけれども。校長はいなかった。
校長なのにも関わらずいなかった。
そして。
ハルコちゃんは剣道部に入っていて剣道部の顧問が、お葬式でハルコちゃんへの手紙を読んだ。
しかし。剣道部顧問はハルコちゃんの名前を間違えていた。
私は、その場にいるのも辛く感じた。
そして、出棺前に皆でハルコちゃんの棺の上に花を置いた。
しかし、ハルコちゃんの顔は棺が閉まってて見れなかった。
ハルコちゃんは校舎の五階から飛び降りた。
遺体の損傷が酷かったからだ。