【詩集】〜家族に見える花鳥風月〜


真新しい靴を履く。


ピカピカ光る

黒い革靴。


「カッコイイだろ?」

見せ付けて歩く。


街角のガラスに映る

自分をみると

何も変わらない

自分がいるだけ。


靴だけが

いびつに輝く。


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