永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
-次の日の夕方-
まぁさんと病院で待ち合わせした
待合室で二人は呼ばれるのを待つ
会話もなく、莉亜も自分から話しかけることもできないほど冷ややかな空気が流れる。
「水瀬さん中へどうぞ」
二人で診察室へ入っていく
「赤ちゃんの様子を見せてくださいね」
診察台へ上がり超音波で画像を確認する。
「見えますか?心臓がうごいていますよ」
自然と涙が出た。
画面の真ん中で小さな赤ちゃんの心臓が脈を打つ。
小さな小さな命が必死に生きようとしている。
莉亜はそれを見て心の中でごめんね・・・ごめんねと何回も謝る。
けどこの子の命を莉亜は消そうとしてる。
酷い親だよねっ・・・
「手術は早い方がいいと思います。いつにしますか?」
涙が溢れ、頭の中が真っ白になっている莉亜には先生の声も遠くで聞こえる。
まぁさんも下を向いたまま顔をあげない。
「じゃあお父さん、お母さん、ここにサインしてください」
・・・お母さん。
その言葉が辛かった。
普通に産めるならこの言葉はめちゃくちゃ嬉しいだろう。けど私はお母さんなんて言ってもらえる資格ないよ。
この子を殺めようとしてる私なんか・・・
まぁさんと病院で待ち合わせした
待合室で二人は呼ばれるのを待つ
会話もなく、莉亜も自分から話しかけることもできないほど冷ややかな空気が流れる。
「水瀬さん中へどうぞ」
二人で診察室へ入っていく
「赤ちゃんの様子を見せてくださいね」
診察台へ上がり超音波で画像を確認する。
「見えますか?心臓がうごいていますよ」
自然と涙が出た。
画面の真ん中で小さな赤ちゃんの心臓が脈を打つ。
小さな小さな命が必死に生きようとしている。
莉亜はそれを見て心の中でごめんね・・・ごめんねと何回も謝る。
けどこの子の命を莉亜は消そうとしてる。
酷い親だよねっ・・・
「手術は早い方がいいと思います。いつにしますか?」
涙が溢れ、頭の中が真っ白になっている莉亜には先生の声も遠くで聞こえる。
まぁさんも下を向いたまま顔をあげない。
「じゃあお父さん、お母さん、ここにサインしてください」
・・・お母さん。
その言葉が辛かった。
普通に産めるならこの言葉はめちゃくちゃ嬉しいだろう。けど私はお母さんなんて言ってもらえる資格ないよ。
この子を殺めようとしてる私なんか・・・