永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
初めて彼と肌を重ねたのに前からお互いの体を知っていたかのように肌が触れた瞬間から溶けこむように包み込まれていく・・・


心も自然と穏やかに馴染んでいく


とても優しい・・・

とても柔らかな気持ち・・・

そして細身なのにサーフィンで鍛えた上半身の筋肉がとても男らしかった。


肌を抱き寄せながら何度も深いキスをする。


キスをするたび彼は莉亜の耳に優しく触れて頭を優しく撫でてくれた。


体に触れながら気持ちが高まるのを感じる。


離れたくない。ずっと抱き締めていてほしくなる。


心と体のつながりが莉亜の気持ちが確かなものと証明していく・・・。



“好きになってはいけない人・・・”


彼は人のものだから。


彼を大事に思う家族がいるから


きっと彼も家族を大事に思っているだろうから


そして莉亜も幸せがないかもしれないと予測できる恋だから


危険すぎる恋を選ぼうとしている



だけど心も体も本当に彼を愛していると教えてくれた

莉亜はそれに気付いてしまったから・・・。


“好きになってはいけないこの人”にずっと前から出会うのが決まっていたかのように莉亜は運命を感じた
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