永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
いっぱい愛してもらっているのに
もっともっと愛されたい。
愛されていても不安は消えないから・・・

いつこの幸せがなくなってしまうかわからない恋を自分が選んだから。

だから不安なのかもしれない。

幸せを感じてから一人になると不安になる。

次逢うまで不安は続く。

かずちゃんは莉亜をおいてどこへもいかないと言ってくれてるけど不安が消えたことは一度もない。

約束の時が来るまで不安は消えないと思う。

約束の時まであと4年・・・。

そこまで自分が耐えられるかわからない。

23歳・・・周りの友達がどんどん結婚して出産していく。

まだ23かもしれないけど莉亜の未来は見えないまま。
見えない未来が莉亜を不安にさせていく。

一緒にいるだけでいいと思っていた。
それだけで幸せだと感じていた。

けど欲がでてきて、やっぱり自分を大事にしたいとも思う。

すべてをかずちゃんに捧げる程の自信はないから。

やっぱり愛する気持ちだけではだめなんだろうか?

約束の時がきたら莉亜は親、兄弟を捨ててかずちゃんの元へ飛込んでいけるのか?

不安は益々膨らんでいく・・・

愛だけじゃきっといけないよね?
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