永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
『あっ!たった今携帯が鳴ってたよ。』


「・・・オウ!」


かずちゃんは携帯を見てからすぐにタバコに火をつけた。


かけなおさなくていいの?お客さんかな?

と莉亜はかずちゃんの態度を不審に思う。


かずちゃんは外に出てだまって海を眺めている。


「もう一回入ってから帰るか?」


『うん。もう少ししたら行くね』


かずちゃんはまた海へ戻っていく・・・。


莉亜は今までかずちゃんの行動や携帯の事など不安に思ったことなかったけどなんだか変に気になった。


携帯なんてみたらルール違反だよ・・・。

でも何だろ・・・

女の第六感が働いたみたいに気になった。


・・・ごめんね。
心の中で言いながらそっと携帯を見た。


さっきの着信は・・・。

奥さんからだった。


すぐにメールも入ったから気になって受信メールを確認した。


(ごめんね。今どこ?海?出血したから病院行ってきたよ。何時に帰る?)


・・・・えっ?出血って?

なに?なんなの?


莉亜は夢中で前に遡って受信メールを見た。

(病院行ってきました!赤ちゃん元気だったよ)

--・・あ・か・ちゃん・・--

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