永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
莉亜は家に帰りシャワーを浴びる


シャワーを浴びながら考えていた・・・。


涙が溢れてくる。

シャワーの水と涙が混ざり合う。


どうしょう・・・。

どうしたらいいんだろう・・・


-・・-苦しい-・・-




かずちゃんに会いたくない。

なんか顔を見れない。


莉亜はかずちゃんに電話した。


『ごめん。調子が悪いからバイトまでちょっと寝るよ。』


「大丈夫か?行こうか?」

-・・-お願いだから優しくしないで-・・-


『うん。平気っ。ちょっと寝れば治るから。ごめん』


会いたい・・・

凄く会いたい・・・


けど今は我慢しないと。

ちゃんと冷静になれるまで莉亜はかずちゃんと距離をおくつもりだった。



莉亜は考えても考えてもわからない。

どうしてなの?

奥さんの事わりきっているって言ってた・・・。

育海を失ったから?


そうなの?

莉亜は考えていくうちに自分が育海を守ってあげられなかったから子供を作ったとまで思った。

かずちゃんは自分の子供を凄く欲しがっていたから・・・。

自分のせいだ。きっとかずちゃんは莉亜ではなく奥さんを選んだって事なのか?
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