永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
それからしばらくかずちゃんと会うのをやめていた。

勝手に避けてしまったのかもしれない・・・。


でも仕事もバイトも全く手につかず莉亜はぼーっとしていた


ふとした瞬間にあのメールの文字を思い出す。


その度どん底に突き落とされたような気持ちになる。

自分が覚悟して始めた恋なのに罪悪感まで感じるようになっていた。


けどその罪悪感よりかずちゃんを愛する気持ちの方が強かった。愛する気持ちは簡単には消えない。

かずちゃんが莉亜の知らないとこでしたことだけどかずちゃんの莉亜に対する罪の重さより愛情の重さの方があったからかずちゃんに会えないでいた。

許すとか許さないとかじゃなくてやっぱり愛しているから・・・

莉亜は自分の気持ちに整理がつかなくてただ時が経つばかりだった。


(いつ会える?まだ忙しいの?)

毎日かずちゃんからメールや電話がくる。

莉亜はそれを忙しいからと会うのを拒んでいた。

本当の事を聞くのが怖くて逃げていたのかもしれない。

段々莉亜は気持ちがマイナスになっていく。

こんか風に考えたくなくても仕方がない。

--“私とは遊び?ただの都合のいい女?--”
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