永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》

この日から二人はまた前のように会うようになっていた。

莉亜はかずちゃんと会っていない半年の間にある出会いがあった。

友達の結婚式の二次会で莉亜を気に入ってくれたらしく後日、友達夫婦とその彼と食事をした。

彼は今までにないタイプ見た目は大きい家に住んでいて小さい犬を飼ってそうな凄く清楚な感じの人だった
彼はサッカーの名門高校を卒業して実業団としてサッカーをやっていた。

背が高くて、顔立ちは凄く優しい顔をしている。

莉亜はその彼に付き合ってほしいと言われていた。

莉亜はかずちゃんを思い続けていたけど、何度か遊んだりしていた。

今まで莉亜が付き合ってきた人はみんな何か事情を抱えて苦労を背負った人ばかりだった。

知らず知らずのうちに好きになると決まってそういう人を選んでいた。

きっと莉亜自身も家の事で辛い思いをしてきていたから同じような心情の人を選んでいたのかもしれない。
けどこの彼はごく普通の家庭で何もなく幸せに育ってきた人。

最初は莉亜の心情を話してもきっと同情されるだけだと思っていた。

けど話していくうちに今までにない視点で言葉を返してくれた。

凄く意外だった。