永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
「莉亜・・・今すぐ全てを捨ててバリへ行かないか?」
ある日突然かずちゃんはこんな事を言ってきた。
--・・全てを捨てる・・--
全てって凄く重い。
莉亜の全ては、仕事はもちろんのこと、父や母、二人の姉、友達・・・。
例えバリへ行ったら文化の違う環境で言葉も通じず、友達もいない。
かずちゃんともし何かあったら誰もいない国で生きていけるか?と考えたら怖くなった
かずちゃんが莉亜に言ってくれた事は嬉しいけどかずちゃんを愛してるって気持ちだけでは人生まですぐに決められなかった。
『約束の時までに結論だすから。すぐには行けないよ。家族だけは捨てられない・・・ごめん。』
なぜかずちゃんが急にこんな事を言い出したのかわからなかった。
この日から莉亜は自分の未来について考えてた。
自分は本当はどうしたいのかを考えてた。
道行く小さい子を連れた親子をみるたび莉亜は自分にはこんな当たり前の生活がないのかもと考えたりもした。
結婚して出産して、時の流れに沿った当たり前の幸せを選ぶのか。
全てを捨ててバリでゆったりした時間を過ごすのか。
どっちが幸せかなんて決められない。
ある日突然かずちゃんはこんな事を言ってきた。
--・・全てを捨てる・・--
全てって凄く重い。
莉亜の全ては、仕事はもちろんのこと、父や母、二人の姉、友達・・・。
例えバリへ行ったら文化の違う環境で言葉も通じず、友達もいない。
かずちゃんともし何かあったら誰もいない国で生きていけるか?と考えたら怖くなった
かずちゃんが莉亜に言ってくれた事は嬉しいけどかずちゃんを愛してるって気持ちだけでは人生まですぐに決められなかった。
『約束の時までに結論だすから。すぐには行けないよ。家族だけは捨てられない・・・ごめん。』
なぜかずちゃんが急にこんな事を言い出したのかわからなかった。
この日から莉亜は自分の未来について考えてた。
自分は本当はどうしたいのかを考えてた。
道行く小さい子を連れた親子をみるたび莉亜は自分にはこんな当たり前の生活がないのかもと考えたりもした。
結婚して出産して、時の流れに沿った当たり前の幸せを選ぶのか。
全てを捨ててバリでゆったりした時間を過ごすのか。
どっちが幸せかなんて決められない。