永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
今日のバイトは団体客の予約がありあっという間に時間が過ぎた。

莉亜は『タダイマ』と祐也に
メッセージを入れた。

23時を過ぎていた。寝ちゃった?お風呂かな?


なかなかベルの返信がない。
莉亜はベルを握りしめて、電話を
目の前に置いて祐也の連絡を待った。


「ゴメンイマカラデンワスルケドダイジョウブ?」

『ヘイキダヨ』

(プル〜ゥ・・)

ワンコールで急いで受話器を取る


「お疲れ〜今日は遅かったね・・」

『忙しくてご飯も食べれなかった』

自分の緊張をほぐそうとバイトの
話から始めた。

しばらく話してから祐也が
「そういえばお前が今日下駄箱に
いたときびびったよぉ。どうした?本当はなんかあったのか?」


莉亜は息を飲み、麗香の事を話始めた。

『祐也〜。今日の朝一緒に登校してきた子はもしかして麗香ちゃん?たまたま外を見てたら祐也が来るのがみえて』


「おうっ。そうそう・・・親父がチャリ通が危ないから一緒にいってやれってうるさくてさっ」

やっぱり麗香だったんだぁ・・・

「お前よくわかっなっ」

だってあんなに楽しそうに話してたからだよ・・・。
『・・・そっかぁ』
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