永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
『ごめんっごめん』
全てを見ていたみんなは、誰も何も言わず下を向いていた。


『ったく失礼しちゃうよ。だから何だよって感じ』

と莉亜は動揺を隠すように言った


カオがそんな莉亜の空元気がわかったのか・・・

「あんなガキ相手にするほうが疲れるっうの。あ〜それにしても何様だよ」

と莉亜を元気づけようと必死に
言ってくれたのが莉亜に伝わる。



教室に戻ってから、莉亜の頭の中では麗香の吐いた言葉が繰りかえされてる。


“ゆうちゃんかぁ”

そう呼んでるんだぁ・・・

一体今までなんだったの?祐也を信じてたのに私ってやっぱりカオが言ったように騙されてたの?


祐也を思う気持ちがあるから今まで我慢できた。

けど麗香にあんな事を言われて

祐也を思う気持ちも不安になる。


一体祐也は麗香に莉亜との関係を
どんな風に伝えたのだろう・・・



麗香のあの一言で莉亜の心は一気に破壊されていた。

我慢していた麗香に対する嫉妬感が噴き出す。


私、ばかみたい。

-ねぇ祐也・・・私はどうしたらいい?教えてよ-

私はこんなに好きなのに麗香も大事なんだね・・・

苦しいよ。ゆうや・・・
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