永遠〜あなたに会えて幸せでした〜《実話》
「麗香は東高よりももっといい学校行ける頭あるのにオレがいるからって東高を受験したんだ」


「でもオレは麗香のことを前のように好きにはなれないよ。だって血の繋がる妹だってわかったし・・・けどやっぱりアイツを大事に思う気持ちは変わらないのかもしれない。」


「・・・ごめん。りあっ。辛い目にあわせちゃったよなっ。」



莉亜は祐也の言ってる事は凄く
わかるような気がする。だから
今までも我慢してきた。


けど彼女の莉亜を思う気持ちと
妹を思う気持ちはきっと一緒の
天秤にはかけられないよね?

思う気持ちは違うだろうから・・


莉亜は祐也に今まで言えなかったことを話せたし、祐也の麗香に対する気持ちを聞いたら少しすっきりしてきた。



『祐也は莉亜の彼氏だよね?それは変わらないよね?だったら私は祐也と一緒にいたいし、麗香ちゃんとも仲良くしていきたい。』


「・・・そうだよなっ。オレもそうなってくれることを望むとこだけどアイツはちょっとガキっぽい所あるから・・・オレももう一度ちゃんと話すよ」


祐也はそう約束してくれた。
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